平成28年度過去問の復習(C企業経営理論)

★「財務・会計」解法のポイント
全部で33問(実質42問)あり、これを90分で解くので、一問あたり2分ちょっとの時間配分となりますが、問題文が多い上に90分間集中力を切らさないで最後までいけるかどうか、がポイント。

余った時間でもう一度見直し、という体力的な余裕はなさそうなので、一つずつ確実に回答していく方法がよいではないか、と思います。

平成28年度の企業経営理論のキーワード
キーワードを簡単に解説すると、次のようになります。

問1 企業ドメインと事業ドメインについての定義
~多角化企業と単一事業を営む企業の戦略とドメインについて~
問2 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントについて
「金のなる木」「花形商品」「問題児」「負け犬」とその特徴
問3外部企業の経営資源を獲得し、成長に繋げる「ライセンシング」について
問4オープン・イノベーション(ヘンリー・チェスブロウが定義)について
(1)企業の内部と外部のアイデアとの結合で価値を創造する「OI」の必要性とメリット・デメリット
(2)産官学の提携における、大学教員をパートナーに起因した場合の問題点について
問5 競争が熾烈な市場で取るべき戦略について

問6 ポーターの戦略:市場浸透価格戦略とコストリーダーシップについて
問7 「競争上の地位」に応じた、リーダー・チャレンジャー・フォロアー・ニッチャーの戦略について
問8 ポーターの「バリューチェーン(価値連鎖)」について
問9 アウトソーシングについて
問10特許の戦略的運用

問11我国の製造業が直面する状況について
(1)エレクトロニクス産業衰退の原因は何か?
(2)自動車産業を取り巻く状況と直面する課題について
問12「機能別組織」「事業部制組織」「マトリックス組織」それぞれの特徴について
問13企業が並列部門で構成されているとき、3つの相互関係のタイプがあるが、その特徴と組織編制は?
①プールされた相互依存(各部門がゆるく繋がっている)
②連続的相互依存(直線的ラインで繋がっている)
③相互補完的依存(密接に繋がっている)
問14官僚制の逆機能について
問15自動車産業における「チーム型作業組織」に期待される効果とは?
~トヨタ生産方式をマサチューセッツ工科大学が「リーン生産方式」として一般化したもの

問16マトリックス組織について
トヨタのような大企業 かつ 変化の速い環境で相互依存が高い場合に有効
トヨタの場合「レクサスインターナショナル」「第一トヨタ(日米欧)」「第二トヨタ(新興国)」「部品ユニットセンター」のマトリックスユニットで構成
問17創業期から成長していく段階における課題
官僚的組織・官僚制の逆進性・制度を整えた統制システム・集権的な機能別組織
問18危機管理(クライシス・マネジメント)組織の編成と機能について
問19「ありのまま」を伝える広報戦略RJP(Realistic Job Preview)で、過大な期待を軽減する手法
問20新しい人事評価「360度評価」の効果について

問21人材のダイバーシティ(多様化:女性・高齢者・障碍者受入れ)が組織やそのメンバーに与える影響
問22労働契約
>60歳以上の労働者との5年有期契約
>労働契約不履行の場合の違約金の扱い
>賃金債権と賃金の相殺禁止に当たらない例
問23労働時間(使用者の指示含む)・休憩時間の与え方・休日の与え方
問24労働管理に関する問題
>外国人留学生の時給
>パートやアルバイトの超勤?
>退職に伴う有給休暇の買い上げ
>ハローワーク提示の給与が払われなかったら?
問25労働安全衛生・労災保険
>健康診断の実施基準
>労働安全衛生委員会の開催基準
>パートの障害事故時の労災保険適用

問26マーケティング・チャネルについて
(1)マーケティングチャネルとは何か?3つ 
(2)チャネル・スチュワードシップとは

問27用語
(1)一物一価の原則
(2)プレスステージ効果(事前宣伝)

問28(売り手と顧客の関係性)
>CRMプログラム
>ロイヤルティーカード
>ミルクスキマー
>リレーション・リーダーシップ・マーケティング

問29マーケティングリサーチについて
>定量評価と定性評価
>その他の評価方法( エスノグラフィー・セントラルロケーション・ニューロマーケッティング・フォーカスグループインタビュー)

問30マーケティング概念について
>マーケティングの定義
>マーケティング1.0、2.0、3.0
>企業のCSR

問31ブランド開発戦略
>同一製品カテゴリーにおける新商品ブランド
>異なるカテゴリーにおける

問32、問33
省略

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◆以下にキーワードの解法を記す◆

平成28年度1次試験(企業経営理論)でのキーワードについて、解法を探ります。

問1から問5でのキーワードは次のとおりです。

問1企業ドメインと事業ドメインについて
~多角化企業と単一事業を営む企業の戦略とドメイン~

問2プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントについて
「金のなる木」「花形商品」「問題児」「負け犬」とその特徴

問3外部企業の経営資源を獲得し、成長に繋げる「ライセンシング」について

問4(1)ヘンリー・チェスブロウが定義した「企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ、価値を創造するオープン・イノベーション」について
~その必要性、メリット・デメリットなど~
問4(2)産・官・学の提携における、大学教員をパートナーに起業した場合の問題点について

問5 競争が熾烈な市場で取るべき戦略について

・・・・・以下に詳しく解説・・・・(つづく)・・・・・

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