運行管理者

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自動車運送事業業者が選任する運行管理者の資格試験で
受験資格は
1)1年以上の実務経験
又は
2)基礎講習の受講(国土交通大臣が認定する講習実施機関)
>3日間で計16時間の講習(年数回実施)
>基礎講習で、運行管理者の補助者になれる
>実施場所:独立行政法人自動車事故対策機構の各都道府県支所
となっています。

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◆運行管理者資格試験日程等

年2回実施

〈平成30年度)
第1回  平成30年8月26日(申請:5月18日~6月8日)
第2回  平成31年3月 3日(申請:11月9日~11月30日)

~~~ ~~~ ~~~ ~~~

運行管理者について

国土交通大臣から「運行管理者資格者証」の交付を受けている者から選任される。

申請要件(次のいずれか)
①運行管理者試験に合格した者
②実務経験(運行管理5年以上)その他要件(年1度の講習を5回)を満たす者
詳細は→運行管理者について

関連法令
1)***安全規則 →マークポイント6法

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過去問学習

◆◆◆平成30年度第1回(平成30年8月実施)

平成30年 8月
【貨物自動車運送事業法】
問1(事業計画の変更)  ✖を1つ ポイント⇒ 事前届出でなく認可
□ 車庫の位置および収容能力          (〇 認可)
□ 営業所に配置する自動車の種別ごとの数    (〇 事前届出)
□ 主たる事務所の名称と位置          (〇 事後届出)
□ 休憩又は睡眠のための施設の位置、収容能力変更(✖ 事前届出→ 〇認可)

問2(運行管理者等の義務)〇を1つ ポイント⇒ 運行管理者に権限を与え助言を聞く
□ 運行管理者は(**)に業務をおこなう      (誠実)
□ 事業者は運行管理者に、必要な(**)を与える  (権限)
□ 事業者は運行管理者の 助言を(**)する    (尊重)
□ 従業員は運行管理者の(**)に従う       (指導)

問3(運行管理者の業務) 〇を2つ ポイント⇒ 事業者がやるべき事と区別
□ 必要な員数の運転者を常時選任        (✖ 事業者)
□ 輸送の安全を確保するために必要な措置    (〇)
□ 事故関連の運転者に国認定の適正診断を受けさす(〇)
□ 休憩や睡眠のための施設の整備、保守     (✖ 事業者)

問4(点呼) 正しいものすべて   ポイント⇒補助者に2/3まで任せられる
□ 優良事業所では乗務前点呼を機器によることが可 (〇)
□ 乗務後点呼での日常点検報告          (✖ 日常点検は乗務前)
□ 3分の1以上は点呼を運行管理者が行う     (〇)
□ アルコール検知器を営業所備え付け以外で実施  (✖ 営業所備えつけのみ)

問5(事故報告)報告要するもの2つ ポイント⇒重大事故の定義
□ 転覆事故(180度)             (〇 35度以上傾く)
□ 9台の玉突き事故、10名負傷         (〇 10名以上負傷)
□ 相手原付自動車転倒で30日の通院障害     (✖ 通院)
□ 5台の玉突き事故 2時間高速道路通行禁止   (✖ 2時間→3時間以上)

問6(過労運転防止と安全規則) 正しいもの1つ ポイント⇒
□ 運転者は日雇い、3か月以内の期間雇用、使用社員を除く(✖ 2か月以内)
□ 最初の勤務開始から終了までの最大時間は168時間  (✖ 144時間)
□ 飲酒運転                   (✖ 濃度1mgでもダメ)
□ 当別積合せ貨物運送は100km超ごとに乗務基準    (〇)

問7(運転者び順守事項) 誤り1つ    ポイント⇒ 必ず点検
□ 乗務前後と中間法令点呼を受け、事業者に報告 (〇)
□ 運行指示書の変更、運転者は携行している物に変更記載(〇)
□ 「乗務等の記録」には車の識別、日時経路等を記載(〇)
□ 乗務を後退するときは、必要があれば点検(✖ 必ず点検)

問8(運行に係る記録) 正しいもの2つ   ポイント⇒1年か3年か
□ 運転者が退職等後、運転者台帳に理由を記載し2年保存(✖ 3年保存)
□ 点呼後の記録 1年保存        (〇)
□ 運行指示書  1年保存        (〇)
□ 事故の記録 事故発生日時等記録を2年 (✖ 3年保存)

【道路運送車両法】
問9(自動車の登録) 誤り1つ  ポイント⇒正しい方の知識が大事
□ 車検証返納命令なら、自動車登録番号標を大臣の領置を受ける (〇)
□ 自動車登録番号標は、任意の場所につける(✖ 前面・後面の見やすい位置)
□ 自動車の使用本拠地の変更は、15日以内に変更登録の申請を受ける(〇)
□ 道路運送車両法では、普通・小型・軽・大型特殊・小型特殊の別 (〇)

問10(検査) 正しいもの2つ  ポイント⇒1カ月前から更新、常に車に備え付け
□ 検査は「新規・継続・臨時・構造変更・予備」の5種類 (〇)
□ 車検証、有効期間満了の2カ月前から継続検査 (✖ 1カ月前から)
□ 車検証は、自動車内又は営業所に備え付ける  (✖ 自動車のみ)
□ 車両総重量8t未満の車検証の有効期間は2年  (〇)

問11(自動車の整備命令) 字句入れる  ポイント⇒地方運輸局長の指示
□ 運輸局長は、自動車の(使用者)に対し、保安基準上の必要な整備を
□ 必要な整備を(命ずる)ことができる
□ 運輸局長は不適合車に対し、改善されるまで、使用の方法又は(経路)の指示

問12(保安基準) 正しいもの2つ    ポイント⇒数字は覚えること
□ 火薬類等を輸送する自動車は、消火器を備える (〇)
□ バックミラーは最下部が2.0m以下なら衝撃緩衝構造とする (✖ 1.8m以下)
□ 自動車の後部反射器は、赤色で150mの視認性が必要(〇)
□ 自動車の積載荷物は長さ12m、幅2.5m、高さ4.1mまで(✖ 高さは3.8m)

【道路交通法】
問13(車両通行帯) 誤り1つ  ポイント⇒
□ 車両は最も左を走行、3以上の車両通行帯では最も右以外を通行する (〇)
□ 路線バスの優先通行帯では、混雑の場合でもバス接近まで通行可(✖ 常識)
□ 車両通行帯以外では道路の左側を通行。止むを得ない場合は例外 (〇)
□ 幅員6m未満の道路での追い越しは、禁止標識以外は右にはみ出せる(〇)

問14(追越し) 正しいもの2つ   ポイント⇒個々に覚える
□ 車両通行帯が設けられているトンネル内では、追い越し可能 (〇)
□ 追越しは右側から。前方車が右側寄りに走行の場合、追越不可(✖ 左側から可)
□ 停止しようとして徐行している車に追いつき、前方に割り込む等はだめ(○)
□ 進路変更後に車両妨害の可能性では、速やかに進路変更する(✖ 進路変更不可)

問15(停車・駐車) 誤り1つ    ポイント⇒
□ 交差点の側端、道路の曲がり角から5m以内は、駐停車禁止 (○)
□ 車両右側に3m以上の余地があれば駐車可  (✖ 3.5m)
□ 踏切前後10m 駐停車禁止        (○)
□ 交差点内で停止する恐れのある時は 侵入禁止(○)

問16(運転者及び使用者の義務)  正しいもの2つ
□ 使用者の違反:公安委員会は使用者に運転禁止を命じられる。 (○)
□ 携帯電話等の通話禁止:自動車が停止している時を除く     (○)
□ 道路に積載物の落下:道路管理者から指示があるまで除去不可 (✖すぐ除去)
□ 高速道路での故障停止:故障表示は路肩・路側帯は表示不要  (✖全て表示)

問17(法令違反時の措置) 正しいもの選ぶ
□ 法令違反、法令に基づく命令の規定や(処分・指示)に違反  (1処分)
□ 当該違反が車両等の(運行管理者・使用者)の業務に関して  (2使用者)
□ 公安委員会は監督行政庁に(違反・指示)の内容を通知    (1違反)

〈労働基準法〉
問18(法の定め) 正しいもの2つ
□ 当事者間の合意があれば労働基準法の定めより低下可 (✖ 合意でもダメ)
□ 期間を定める労働契約の期間は3年(60歳以上5年)が上限(〇)
□ 労働側からの契約解除は30日前まで (✖ 即時に解約できる)
□ 就業規則や協定は事務所に備え付けたり周知義務あり(〇)

問19(就業規則)
□ 就業規則は常時10人以上の労働者使用で作成義務あり()
□ 減給の制裁は平均賃金の1/2まで 総支給額の1/10未満(〇)
□ 就業規則の作成変更は労働者代表の合意必要(✖ 意見は聞くが合意不要)
□ 就業規則は労働協約等に反してはならない(〇)

問20(拘束時間と休息時間) 数字のポイント⇒4、8、10、13、15、16
□ 1日の拘束時間は(**)を超えては不可。但し次の条件で延長可(13時間)
□ 最大で(**)まで、15時間を超える回数が1週間で2回以内 (16時間)
□ 休息期間は勤務終了後連続取れない場合、分割で1日1回(**) (4時間)
□ 分割休息時間の合計が連続8時間のところ(**)以上必要   (10時間)

問21(時間外協定の延長)  誤りを1つ
□ 休息期間とは、労働者の全く自由な時間            (〇)
□ 時間外協定の延長は1日、2週間及び1カ月~6カ月以内の期間 (✖3か月)
□ フェーリー乗船時間は全て休息期間として取り扱う   (〇 トラックのみ)
□ トラック運転者は住所地での休息期間をそれ以外より長くとる  (〇)

問22(トラック運転手の1か月の拘束時間)
□ 年間3516時間までなら1か月293時間を超えて(**)まで可 (320時間)
1 3177+A ≦3516  A≦339   アイウ全てOK
2 3222+B ≦3516  B≦294   ウのみ  OK    よってウ
3 3206+C ≦3516  C≦300   アイウ全てOK

問23(1日最大拘束時間、1日運転時間、1週間運転時間、休日労働回数)
□ 1日最大拘束時間が16時間を超えているか否か
□ 2日平均して1日当たり9時間を超えているか否か
□ 2週間を平均して1週間あたり44時間を超えているか否か
□ 法定休日に労働させる休日は2週間に1回を超えているか否か

〈実務上の知識及び能力〉
問24(日常業務の記録)  適・不適記入
□ 運転者台帳として不備な履歴書を認めるか       (✖ 認められない)
□ 過労とならないよう、乗務割を作成、早めに予定を知らせている (適)
□ 異常気象に遭遇した時、迅速な報告と指示、その措置を記録している(適)
□ 携行した運行指示書に経路変更が発生、変更を運転者本人が記載しなかった(✖)

問25(運転者への指導・監督)  適切なもの全て
□ 飲酒は、アルコール500mlの分解4時間を目安に指導(✖ アルコールは0)
□ 運転は制動距離(ブレーキ距離)の車間を保つよう指導(✖ 制動+空走距離)
□ トラック事故は「追突」が約半分で最多 車間距離と前方注意を指導 (〇)
□ 交通事故死者数は65歳以上が2倍リスクが高い、高齢者注意を指導 (〇)

問26(健康管理)  適・不適の記入
□ 健康診断の結果は5年間保存  (〇)
□ 点呼の際に異常な症状があれば、すぐに専門医で受診させている(〇)
□ 深夜中心の運転従事者は、健康診断義務1年 (✖ 6か月以内ごと)
□ 脳血管疾患は定期健康診断で見つけられる(✖ 転記健康診断では難しい)
問27(自動車の運転での留意)  適・不適の記入
□ 四輪を運転する場合二輪車は実際より早く見える(✖ 遅く見える)
□ 大型車の運転席が高いため、車間距離が小さくても危険と思わない(〇)
□ 夜間の運転では前照灯、ハイビーム、ロービームの切替を励行  (〇)
□ 衝突軽減ブレーキがついていても、過信せず運転するよう指導  (〇)

問28 (交通事故防止対策)   適・不適の記入
□ 適性診断は、運転不適者を選任しないため(✖運転者の安全意識向上のため)
□ ドライブレコーダーは運転状況の記録を解析し、安全運転の指導に活用(〇)
□ シートベルトの着用は死亡事故防止の有効な手段となっている (〇)
□ 交通事故防止には、事故の背後要因を総合的に分析することが重要 (〇)

問29 (連続運転時間と休憩時間)
ア 運転時間=「距離÷時速」 (解答2: 3時間20分)
→150km÷45km/h
イ 1日当たりの運転時間の違反の有無     (解答1:違反している)
→前日9時間、当日9時間20分
ウ 連続運転時間の違反の有無         (解答1:)
→D~A地点で、運転4時間以内に30分以上の休憩が取れていない
→DからEまで3時間運転(20分空き)EからAまで1時間20分運転

問30 (事故の再発防止対策に直接的に有効なもの)
ア 月1回のミーティング以外に、安全学習(事故の疲労などの影響等)(〇)
イ 休息期間8時間の違反が複数回ある。この規程遵守の徹底  (〇)
ウ アルコール検知器での対面点呼は実施 補助者未選任は影響?(✖)
エ 適性診断(初任診断)が未受診。  今回の事故との関係は?(✖)
オ 健康診断と事故の関係は? (✖)
カ 衝突被害軽減ブレーキは今回の事故再発防止に有効?(〇)
キ 「居眠り事故」の原因が疲労だとすると (〇)
ク 日常点検・定期点検と本事故(居眠り)との関係は?(✖)

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◆◆◆平成29年度第2回(平成30年3月4日実施)

【貨物**法関連:1問~8問】
(貨物自動車運送事業法関連1~8問)
問1一般貨物自動車運送事業について (二つ誤)
1 同事業は国土交通大臣の許可を受けなければならない(〇)
2 取消の日から1年を経過で、新たに許可が受けられる(2年
3 大臣許可は、「過労運転防止」と「輸送の安全確保」が適切で、
法令に適合しなければならない(〇)
4 運送約款の定めと変更は、あらかじめ大臣に届出る認可を受ける

問2事業者の輸送の安全認識 (一つ誤)
1 業務に必要な員数の運転者の確保、休憩・睡眠のための施設整備、適切な勤務時間と乗務時間を設定して、過労運転防止に努めなければならない
2 疾病の状態での運転を防止するため、医者の知見に基づく措置を講ずる
3 運行管理者に必要な権限を与え、他の運転者・従業員はその助言指導を尊重するに従わなければならない
4 運行の安全確保のための国土交通省令を遵守する

問3運行管理者の業務 (二つ誤)
1 点呼・報告を受け確認・指示をして記録し、保存する。
(アルコール検知器を備え置くこと)(常時有効に保持
2 「運行記録計」を管理、保存すること (〇)
3 事故発生時には、「事故発生日時」等の所定事項を記録保存すること (〇)
4 運行管理規定を定め、運行管理補助者・運転者に指導、監督を行うこと (運行管理規定を定めるのは事業者

問4運行管理者の業務で(点呼・報告を求め、確認を行うべき内容)
【乗務前点呼】
(1) 酒気帯びの有無
(2) 疾病、疲労その他の理由により安全雲梯ができないかどうかの有無
(3) [A:乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況 ]
【乗務後点呼】
(1) 乗務した自動車、道路と運行の状況
(2) 他の乗務者と交替した場合の法令に従う通告
(3) [B:酒気帯びの有無 ]
【中間点呼】
(1)酒気帯びの有無
(2)[C:疾病、疲労等により安全運転ができないおそれの有無]

問5運輸支局長等に速報を要するもの(2つ誤)
1 鉄道の高架橋の下を通行中コンテナが橋げたに衝突し、列車が2時間運休となる事故(×鉄道事故として上がるので道路側で速報を要しない
2 危険物(灯油)積載のタンク車が横転し、灯油が漏洩する単独事故発生(運転者軽傷)(〇)
3 高速道路で追突事故、乗用車の5人が重症で、この道路の通行が3時間禁止となる (〇)
4 信号のない交差点で誤って歩道に乗り上げ、歩道者4人重傷、5人軽傷した事故 (×:5人以上の重傷者又は10人以上の負傷者

問6過労運転防止についての法令の定め(一つ誤)
1 運転者等の休憩設備、睡眠できる設備の整備と適切な保守の義務 (〇)
2 必要な員数の運転者の確保(日雇い、3か月未満の短期雇用者、試用期間中の者を除く)(×:2か月以内の期間を定めて使用される者
3 長距離または深夜運転の場合の交替要員の配置 (〇)
4 特別積合せ貨物運送で、100キロを超える距離の時は、乗務基準を定め指導する義務 (〇)

問7事業者が運転者に対して行うべき指導監督と特別な指導(一つ誤)
1 道路と運行状況の把握判断による指導監督とその記録保存
(日時、場所、氏名の記録と保存3年間) (〇)
2 高齢運転者に対する特別な指導
(運転者自らが考える安全運転、適性診断結果判明後1カ月以内実施)(〇)
3 初任運転者(前3年間乗務実績なしの新入)への特別な指導は、止むを得ない場合  乗務開始後3か月以内に実施 (×:1か月以内
4 新雇用の運転者について、自動車安全運転センター交付の証明書などで事故惹起運転者に該当か否かを確認(〇)

問8運行指示書による指示(正2つ)
1 事業者による運行指示書(運行ごとに)による指導監督と運転者の携行義務
*記載事項は(運行の開始、終了の地点と日時等) (〇)
2 運行途中での運行指示書内容の変更は、適切な方法で実施
*変更内容は運行指示書への記載を省略できる (×:記載させる
3 運行指示書の作成を要しない運行でも、乗車前後の対面点呼ができない乗務が発生したときは、所定の運行指示書を作成し、適切な方法で指示(〇)
4 運行指示書の保存期間は計画の日から1年(×:運行終了の日から1年

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【道路運送車両法関連 9問~12問】

問9自動車の登録等(1つ誤り)
1 臨時運行許可証の有効期限満了にともなう返納は、行政庁へ5日以内(〇)
2 登録自動車の減失、解体、用途廃止に伴う返納は、15日以内に国土交通大臣へ(〇)
3 登録自動車の使用停止を命じられ車検証を返納したときは、30日以内に大臣に届け出(×:遅滞なく大臣の領置を受けなければならない
4 使用の本拠地に変更があったときは、15日以内に大臣に変更登録の申請(〇)

問10自動車の検査等(正2つ)
1 保安検査適合標章の表示と車検証の備え付けなく運行が可(×)車検証が備え付けが義務で、運行には必携
2 自動車の継続使用で、変更事項があれば、あらかじめ当該事項を記入して申請をするべし(〇)
3 大臣は、止むを得ない理由があるときは、車検証の有効期間を伸長(有期)する旨の公示ができる(〇)
4 検査標章には、車検証の有効期間の起算日が記入されている(×:有効期限日

問11保安基準の原則 (穴埋め)
自働車の構造、装置等に関する保安上又は【A:公害防止 or 事故防止】その他の環境上の基準は、**運送車両の構造及び装置が【B:衝撃 or 運行】に十分に堪え、操縦*使用の為之助ための作業に安全で**、通行人その他に【C:危害 or 影響】与えないことを確保するものでねければならず・・・・・あってはならない。

問12保安基準及びその細目を定める告示(1つ誤)
1 緊急自動車とは、消防・警察・血液・・救急自動車等及び国土交通大臣が定める緊急の*自動車をいう(〇)
2 自動車の軸重は、10トンを超えてはならない(〇)
3 空気入りゴムタイヤの接地部は、滑り止めのために施された凹部の・・いずれ部分でも1.4mm以上の深さが必要(×:1,6mm以上
4 車両総重量が7トン以上の普通自動車の後面には、所定の後部反射器のほか、・・大型後部反射器を備えなければならない (〇)

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【道路交通法関連 13問~17問】

問13車両の交通方法等 (1つ誤)
1 やむを得ず歩道等を横断するときは、歩道で停止。駐車のため歩道を通行するときは、徐行すべし (×:一旦停止しかつ歩行者の通行を妨げない
2 運転者は進路変更の時、手、方向指示器又は灯火により合図し、終わりまで継続するべし(〇)
3 交差点では、手前30m以内での進路変更や追い越しは禁止(〇)
4 追い越しをしようとする車を追い越そうとしてはならない(〇)

問14交差点等の通行方法(正2つ)
1 左折、右折する車両が合図を出した場合、後方車はいかなる場合もその車の進路を妨げてはならない(×:その速度、方向を急に変更しなければいけない時を除き
2 交差点内での通行は、反対方向から進入の右折車、歩行者に特に注意し、安全な方法で進行すべし(〇)
3 横断歩道に近接する場合には、歩行者がいないことが明らかな場合を除き、直前で停止できる速度で進行すべし(〇)
4 交通整理のしていない交差点では、一方が優先道路又は明らかに広い道路の場合、必ず一旦停止する(×:徐行

問15過労運転に係る車両使用者の指示(穴埋め問題)
過労により【A:運転の維持・継続 or 正常な運転】ができない恐れがある状態での運転を「過労運転」という。

過労運転に係る【B:車両の使用者 or 車両の所有者】が、過労運転を防止するため必要な【C:運行の管理 or 労務の管理】を行っていると認められないときは、所管の公安委員会は車両使用者に対し・・・

・・指導し又は助言すること・・・過労運転を防止するために【D:必要なな施設等を整備する or 必要な措置をとる】ことを指示することができる。

問16運転者の順守事項(正2つ)
1 身体障害者用の車椅子が通行しているときは、その側方を離れて走行し、車椅子の通行を妨げててはいけない(×:一時停止し、又は徐行して
2 高齢の歩行者でその通行に支障があるものの通行のときは、一旦停止し、又は徐行して、その通行を妨げない(〇)
3 バス等の停留所を発進しようとする自動車が合図した場合、後方車は速度が急変のときであっても、進路妨害をしてはならない(×:急変は除く
4 非常点滅表示灯を点けて停止している通学通園バスの側方を通過するときは、徐行して安全を確認すべし(〇)

問17乗車、積載及び過積載について(誤り1つ)
1積載物の高さは、3,8メートルから自動車の積載をする場所の高さを減じたものを超えてはならない(〇)
2乗車人員、積載物の重量、大きさ、積載の方法の限度を超えて・・・車両を運転してはならない(〇)
3警察署長は、・・・荷主が過積載等を運転者に要求した違反行為・・当該運転者に対し、過積載による運転をしてはならない旨を命ずることができる (×:当該荷主に対し
4自動車の使用者は、・・・違反した積載物の重量、大きさ、積載の方法の制限を超えた。。運転を命じたり、その行為を容認してはならない(〇)

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【労働基準法関連 18問~23問】

問18労働基準法(誤り1つ)
1雇入れから6カ月以上8割勤務、7労働日の有給休暇を与えねばならぬ(×:10労働日
2休憩時間は6時間超で45分、8時間超で1時間(〇)
3所定を超過する労働時間は割増賃金(2割5分~5割)を支払う(〇)
4労働時間は事業所を異なる場合でも通算する(〇)

問19法に定める健康診断(誤り1つ)
1健康診断は、医師による1年以内ごとに1回、定期に、規定項目について実施し、健康診断個人票を5年間保存(〇)
2同、必要な措置については、医師等の意見を聴くべし(〇)
3事業者は請求があれば、その受診した労働者に結果を通知する(×)
4労働時間その他健康保持に関して、労働者から申し出があったときは、医師による面談指導をおこなわなければならない(〇)

問20拘束時間について(選択肢を選ぶ)
拘束時間は、1カ月について「A :293時間 」を超えないものとする。ただし、労使協定があるときは、1年のうち「B:6か月」までは、1年間「c:3,516時間」を超えない範囲において「D:320時間」まで延長できる。

問21労働時間等の改善のための基準(正2つ)
1 拘束時間とは、労働時間・休憩時間・その他使用者に拘束されている時間で、休憩時間は使用者の拘束を受けない時間(〇)
2 連続運転時間(連続5分、合計30分以上の運転中断がない)は4時間を超えてはならない(×:連続10分以上、合計30分以上の中断がない
3 休息期間は運転者本人の住所地が他の場所より長くなるよう努める(〇)
4 寝台設備のあるトラックに2人乗務するときは、拘束時間を21時間まで延長できる(×:20時間

問22拘束時間等の改善基準(正2つ)

【注意:1日とは始業時間から起算して24時間をいう】
1 1日の最大拘束時間は最大16時間を超えるものはない(〇)
2 1日の拘束時間が15時間を超えるものが1週間に2回以内が基準であるが、超えていない(×3回超えている。火の6時から水の6時まで時間、木の7時から金の7時、金の5時から土の5時まで3回16時間乗務がある
3 勤務終了後の休息時間は8時間以上となっており、改善基準に違反していない(〇)
4 拘束時間が最も短いのは木曜日の12時間である(× 月曜日の11時間)

問23四週間の運転時間で「違反なし」かつ「最小時間」を選ぶ

【注意❶:2日の平均運転時間は1日当たり9時間以内(前後どちらか一方で可)】
【注意❷:2週間を平均して1週間当たり44時間以内】
【注意❸:1週間あたり3回まで9時間を超えてよい】
1 ❶〇 ❷✖ ❸〇
2 ❶〇 ❷〇 ❸〇  →4週で43時間
3 ❶〇 ❷〇 ❸〇  →4週で42.5時間 ◎
4 ❶✖ ❷〇 ❸〇

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【実務上の知識及び能力 24問~30問】

問24点呼の実施等(文章に「適」・「不適」を記入)
1 乗務前点呼でのアルコール検知器を使用する理由、基準値以下か否かを判定(不適:有無を判定
2 連日深夜乗務で寝不足の運転者に対し、適宜休憩をとるよう指示し、出庫させた(不適:出庫させない
3 遠隔地等で対面点呼が困難な場合、管理者が営業所に出勤しない時は電話等で行う(不適:運行管理者は営業所に出勤する
4 健康診断結果から点呼記録表に「注意喚起」の印をつけて活用している(正)

問25運転者に対する指導監督(「適」・「不適」を記入)
1 前車への追突に危険が発生した場合でも安全に停止できる制動距離と同程度の車間距離をもって運転(不適:停止距離
2 体質的にお酒に弱い運転者のみを対象に、指導(不適:全ての運転者
3 交通事故死者数のうち65歳以上が半数をしめ、特に道路横断中の高齢者が多いので、その動静に注意を払った走行を指導(適)
4 追突事故を起こした運転者に対し、ドライブレコーダーもとに外部専門機関に事故分析を依頼した結果をもとに指導(適)

問26運転者の健康管理(「適」・「不適」を記入)
1 医師の診断を受ける際には、勤務時間が不規則であることを伝え、服薬上の注意点を確認するよう指導(適)
2 自ら受診した人間ドックなどで、法定の健康診断に変えることができる(適)
3 健康診断の結果、心疾病の前兆が見つかり経過観察となった運転者を繁忙期に、従来同様の乗務を続けさせた(不適:より軽微な勤務
4 SAS(睡眠時無呼吸症候群)の発見は重要であり、雇い入れ時から定期的に医療機関でスクリーニング検査を実施(適)

問27安全運転支援装置に関する文章(穴埋めを完成)
A 走行車線を認識し、逸脱を警報する装置()
B レーダー等による衝突回避の自動ブレーキをかける装置()
C 急ハンドルなどによる、横転の危険を軽減する装置()
D

問28緊急事態時の対応(「適」「不適」の記入)
1 天候悪化による運転中断で、その後の運行経路変更を運転者自らの判断に任せた(不適:運行管理者の判断と適切な指示
2 トラックとバイクの接触事故時の処理について、負傷者の救助・車両の道路わきへの移動・発煙筒・救急車手配・警察への連絡、その後蘊奥管理者への連絡(適)
3 踏切での脱輪時の処理について、報知器の非常ボタンを押し・発煙筒で列車運転士への合図後、トラックを踏切外に出す(適)
4 交差点内での軽微な接触事故について、双方の話し合いにより費用の自己負担を決め、警察には連絡しなかった。(不適:警察に連絡は義務

問29複数の荷主から4日にわたる2人乗務の運行計画での是非
1 1日の拘束時間(16時間を限度で15時間超は1週間に2回まで) → 違反なしで(誤)
2 1日の運転時間(2日を平均した1日当たり9時間以内、前後どちらかクリアすれば良い)→ 2日目がアウトで(正)
3 運転中の休憩時間(運転開始後4時間以内または4時間経過直後に30分以上) → 1人乗務でもクリアできるので(誤)

参考:運行管理者試験過去問題集[貨物]H29-2-
29

問30左折時事故の原因分析グラフと再発防止策(各ABCにつき二択)
A原因:地図を見ながら運転
二択1 運行経路・交通状況等が変化する状況下での運転方法の指導
2 車両の視野・視覚・内輪差などに起因するヒヤリハット事例
B原因:到着時間が遅れることを気にしていた
二択1 遅延時のトラブル等対応マニュアルの作成と周知・徹底
2 安全運転が最優先である認識の徹底
C原因:警備な事故を過去にも起こしていたが適正診断結果を活かせていない
二択1 適正診断結果による弱点の助言と指導
2 適正診断結果による院展業務から外す配置転換

~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~

〈まとめ〉

➡§1事業法関連

●営業は国土交通大臣の「許可」(問題を起こしたら2年は不可)
●変更認可申請(事前届出)①車庫の移転・追加・廃止
②営業所・休眠施設の移転/追加/廃止
③利用運送の開始
●事後届出  ア)車の増減
イ)運行管理者・整備管理者の選任届
ウ)事業者(会社)の氏名・住所(所在地)・役員の変更
エ)運送事業の休止/廃止
●事業報告書  100日以内
●事業実績報告書 7月10日まで(輸送距離と運搬重量)

●1年 (運行指示書:運行ごとに)
●2年(認可取消のち新たな取得)
●3年(指導監督の記録)

●運行管理者(指示:運転従業員は従う)
(業務:事業者が定めた運行管理規定に従い指導監督)
(特に:アルコール検知器を備え置き、且つ常時有効に保持)
点呼、報告、確認、指示、記録保存
●運輸支局長への事故速報
(鉄道に影響する事故:速報不要、但し3時間以上運休は事故報告必要)
(3時間以上事故:高速道路、鉄道)
(死者:重傷者5人:負傷者10人)

●過労運転防止(必要な運転者確保、日雇い、2か月未満短期、試用社員は除く)
●事業者義務(3年間保存:指導監督の記録、1か月指導:適正診断後の高齢運転者、初任者)
●運行指示書(保存1年、運行ごとに指導監督・携行の義務・変更事項の記載義務)

➡§2道路運送車両法関連

●自動車登録 (遅滞なく:使用停止による車検証返納)、
(5日以内:臨時運行許可証期限満了での返納)
(15日以内:登録自動車の消失・解体等での返納、使用の本拠地の変更登録)
●車検    (保安検査適合標章の表示と車検証備え付け・携帯義務)
●保安基準  (軸重は10トン未満厳守)
(車両総重量7トン以上では後面に所定反射器に加え大型反射器を備える)
(タイヤ接地部凹部は1.6mm以上)

§3道路交通法関連
●30m   交差点手前30m以内での進路変更、追い越し禁止
●交差点   横断歩道停止(歩行者がいない時は直前で停止できる速度)
一旦停止線がなければ、優先道路にでる時徐行でよい
●過労運転  過労運転は使用者の運行管理問題、公安委員会は必要な措置とるよう指示出来る
●進路妨害  交差点やバス停付近での進路妨害は原則ダメ、但し急変は除く
●過積載   高さ制限3.8m
荷主に対し、警察署長が過積載運転はダメの命令

§4労働基準法関連
●有給休暇  10日から(6カ月以上8割勤務)
●休憩時間  45分以上(6時間超~8時間以下) 60分以上(8時間超~)
*6時間キッチリなら0、8時間キッチリなら45分でも良い、が・・
*8時間働き、15分超過勤務となれば8時間勤務後1時間の休憩が必要
●健康診断  5年保存、必ず本人に結果通知、本人から申出あれば医師の面談指導も必ず
●拘束時間  1か月293時間(年間3516時間)
労使協定で、1年の内6カ月まで、320時間延長可(年間3516時間以内)
1日最大16時間(原則13時間以内で15時間超が週2回まで)
★1日とは始業時間から起算して24時間
●運転時間  連続10分以上合計30分の中断なく4時間以上運転不可
2日の平均運転時間は9時間以内(前後どちらか一方で可)
2週間を平均して44時間以内
●休日労働  2週に1回までなら可
●休日の取得 4週間を通じて4日以上
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実務上の知識
●点呼    アルコールは「ゼロ」のみ適
対面で、寝不足・アルコール・健康状態確認
●運転者指導 停止距離、健康管理
●緊急事態時 天候悪化による運転経路変更は運行管理者の業務

参考:運行管理者試験過去問題集【貨物】→ (☞)

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◆◆◆平成29年度第1回(平成29年8月実施)

問1 第1条(目的)に関する問題

貨物自動車運送業とは、①一般②特定③貨物軽の3つ。
1貨物自動車利用運送事業を入れる(✖)(正:利用運送は入れない)
2一般は特定以外のもの(〇)(三輪以上の軽と二輪を除く自動車で、
一般他人の需要と特定の者も需要に分かれる)
3貨物軽自動車は、三輪以上の軽と二輪に限定した自動車を利用(〇)
4貨物自動車利用運送とは、他人の運送を利用する運送(〇)

問2 事業者が公表すべき輸送の安全に係る事項

1輸送の安全に関する基本的な方針(正)
2同 :目標及びその達成状況(正)
3選任されている運行管理者の数(✖)
4事故報告規則に規定する事故統計(正)

問3 運行管理者の業務

1運転者ごとに点呼し報告をうけ、確認指示の内容を記録かつ1年間保存
する。〈氏名/自動車登録番号と識別表示/日時/方法/その他〉(〇)
2自動車車庫の管理(✖)
3新しく雇い入れた運転者の初任診断(適性診断)を受診させる(〇)
4運行管理者補助者の選任と指導(✖) → 事業者の業務

問4 点呼について、ABCDの[]に字句を入れる

1事業者は、点呼を行い、報告を求め、[A:指導確認]を行い、安全確保のために[B:必要な指示適切な助言]をしなければならない。
2事業者は、運転を修了した運転者に対面で点呼を行い、乗務した自動車道路、[C:運行の状況貨物の積載状況]、運転交代の場合の[D:後任運転者へ運転状況や道路等の状況通告乗務運転者の健康状態]についての報告を求め、・・気帯びの有無確認を行う

問5 国土交通大臣への事故報告が必要なもの2つ

1 落差0.3メートルの畑に転落した事故(0.5m)
2 道路の側壁に衝突、危険物の灯油が漏洩した事故
3 10台の衝突事故で5名が負傷
4 右折時に原動機付自転車と接触し、30日間の医  師の治療を要す傷害(通院のみは不要)
➡答え(2と3)

問6 運行の記録

1:総W8トン、最大L5トン以上のトラックでは運転者ごとに積載貨物の状況を「乗務の記録」に記録しなければならない (〇)
2:法律では「事故の記録」の記録義務があるのは「死者又は負傷者」で物損事故の記録義務はない(×)[物損事故も含め3年間保存]
3:事業者が運行管理規定を定める(〇)
4:事業者は、対面点呼できない乗務を含め、運行指示書を作成し、携行させなければならない。(〇)

問7 事業者が安全確保のための行うべき、運転者に対する指導 間違い1つ

1:非常用信号具、消化器の取り扱い方の乗務員指導
2:初任運転者に対する特別な指導内容を「運転者台帳」に記録
3:事故惹起運転者に対する特別な指導は事故後で再乗務開始後1カ月以内に実施(×)[開始前12か月]
4:軽傷者を生じさせた事故で前3年間に交通事故歴のあるものの適正検査けさせる。

問8 輸送の安全の確保 事業者のせねばならない事 正しいもの2つ

1 長距離・夜間運転で安全確保ができない恐れのある場合、予め「交替運転者」を配置する (正)
2 休憩・睡眠時間、休息時間確保のために、運転者の勤務日数・乗務距離を定め遵守させる (×)乗務時間を定める
3 複数の運行管理者を選任したら統括運行管理者を選任することができる
選任しなければならない
4 事故を起こした運転者の運行管理者に対する特別講習は、1年以内に実施する (×)

問9 自動車の登録  正しいもの2つ

1 自働車の消失・用途廃止等、事由発生日から「15日以内」に永久抹消登録の申請
2 臨時運航許可証の有効期限満了。返納は「15日」以内  5日(×)
3 自動車の本拠地の変更は 事由発生日から30日以内」15日(×)
4 自動車番号標(封印)は取り外し不可 整備等で止むを得ない時を除く
➡正解 1と4

問10 車検  間違い1つ

1 車検証の記載事項の変更 15日以内に国土交通大臣の「車検証の記入」を受ける(〇)
2 道路運送車両の保安基準に適合しないと認める時は、大臣は使用者に車検証を返付しない(〇)
3 車検証は営業所に備え付けなければならない (×) [自動車に備え付け
4 保安基準に適合な自動車の改造・装置の取付取外しは不可 (〇)

問11 自動車の点検整備 ()ABCDに字句を入れる

1 自動車の(所有者使用者)は点検整備を行い、保安基準適合の維持
2 自動車は(必要に応じ1日1回運行開始前の点検を行う
3 国土交通省令で定める技術上の基準による点検を(3か月6か月)ごとに実施
4 日常点検結果に基づく運行の可否運行管理者備管理者)が行う

問12 保安基準及びその細目

1 自動車の長さ・幅を示す反射光の色・形状等は告示による基準に適合のものなら付けて可
2 自働車後面には、東京都突入防止装置を備えなければならない
3 自働車の長さ12メートル、幅2.6メートル高さ3.8メートルを超えてはならない (幅2.5メートル
4 非常信号用具は、夜間200メートルから確認できる赤色の灯光でなければならない

問13 車両の通行方法  誤っているもの1つ

1 歩行者側を走行するときは、安全は間隔か徐行運転
2 車両通行帯のある道路で道路標識が法令と違う時標識の指示に従う(正)
3 幅6m未満の道路での追い越し。中央から右にはみ出して通行できる
4 バスの優先通行帯(道路標識あり)で、バスが後方より接近してきた時でも通行できる(×)[バス接近時には速やかに車両通行帯の外に出る

問14 追い越し等 正しいもの2つ

1 警察に停止命令を受けている車両の前に割り込まない(〇)
2 追越し禁止でも原動機付自転車は追い越せる(×)(軽車両【=原動機が付かない車両つまり自転車・リヤカー】は除く)
~余裕幅があり車線変更しない追い抜きはできる:ほぼ徐行の車かバイクが左端に避けている場合~
3 必要な車間距離を保つ(〇)
4 曲がり角、上り坂の頂上、急こう配の下り坂は前方が見通せる場合を除き、追い越し禁止(×)[見通しが良くても禁止

問15 交通事故時の措置 ()ABCDに字句を入れる

1 事故時には直ちに運転停止し、(事故状況の確認負傷者を救助
2 道路における(危険を防止安全な駐車位置を確保)する
3 警察官に発生日時・場所、*における(死傷者の数事故車両の数
と負傷者の負傷納品程度、損壊した物及びその程度
4 車両等の積載物並びに(事故について講じた措置同乗者の数)を報告しなければならない。

問16 停車および駐車  誤っているもの1つ

1 交差点の側端、道路のまがりかど5メートル以内では駐停車禁止
2 車両格納庫・修理施設などから5メートル以内は駐車禁止 (3メートル以内禁止
3 横断歩道・自転車横断帯、踏切、標識表示区域には進入停止禁止
4 消防用機械器具・消化水槽の道路への出入口5メートル以内禁止

問17 運転者の順守事項  正しいもの2つ

1 あおり運転やブンブンふかす迷惑な運転はいけない (〇)
2 積載物が落下した時は運行管理者に通報し、除去等の危険防止措置は指示があるまでしない (×)【速やかに危険防止措置をする:】
3 左側の安全地帯に歩行者がいる時は、徐行(〇)【安全地帯とは黄色と白の実線で囲んだところ:路面電車の乗降りで人が安全に立っていられる。近くを通る時は人がいれば徐行 ⇔ゼブラマークの導流帯とは違い
4 看護者の付き添わない児童や幼児が歩行している時は努めて離れて走行する(×)【一旦停止か徐行

問18 労働基準法 正しいもの2つ

1 労働者を国籍・信条等で差別的取扱いをしないよう努める(×)【してはならない
2 「平均賃金」とは、発生事由前3か月間の賃金総額をその期間の所定労働日数で除した数(×)【総日数で割る
3 「労働者」とは、事業・事務所に使用され、賃金を支払われる者(〇)
4 「使用者」とは、事業主のために行為をする全ての者(〇)
*社長、代表者のほか、部長から主任まで「労働者」が「使用者」であることもある。

問19 労働基準法に定める賃金・休日等  誤り1つ

1 賃金は毎月1回以上、一定の期日を定めて支払う(〇)
2 請負制(出来高制)の労働者では、一定額の賃金を保証する(×)【労働時間に応じて一定金額を保証
3 毎週少なくとも1回(4週を通じ4日以上の休日を与える場合は適用しない)の休日 (〇)
4 法定労働時間又は法定休日に関する規定に関わらず、超勤や休日労働させられるのは、「労働者の過半数を代表する者との書面による協定」をして行政官庁に届け出 (〇)

問20 労働時間等の改善のための基準  ()ABCDに字句

1 この基準は(A:二輪以上の自働車四輪以上の自働車)の運転業務に従事する者・・
2 労働時間等の(B:労働条件の向上、労働契約の遵守)を図るもの
3 当事者は(C:生活環境を悪化労働条件を低下)させてはならない。
4 使用者は(D:季節的繁忙、運転者不足)を理由に36協定による超勤や休日労働をさせる場合でも、それを少なくするように努める。

問21 労働時間等の改善基準と特例基準(拘束時間と休息期間)  正しいもの2つ

1 使用者は、休日労働させる場合の休日は4週間に3日を超えない。休日労働によって拘束時間と最大拘束時間の限度を超えないものとする。(×)【2週間に1回を超えない
2 労使当事者は、時間外労働の延長協定では、2週間及び1カ月以上3カ月以内の一定の期間とする。
3 トラック運転者がフェーリーを利用するケース。フェーリーは休息時間とする。この休憩時間は特例基準の休息期間から減じるが、下船から勤務終了時刻までの2分の1を下回らない
4 使用者は、トラック運転者の休息期間(継続8時間以上)の付与が無理なら、全体の半分までなら途中分割して合計8時間与えてよい(1回あたり4時間以上で合計10時間以上

問22 運転時間と休憩時間(連続運転の中断方法として最適なもの)

1H 15m 1H A 2H B 2H 1H 1h20m C 1h20m D 1h30m
(15) 10 10 (1h) 15 10
(15) 15 15 (1h) 20 10
(15) 15 10 (1h) 15 15
(15) 10 15 (1h) 15 10

1 ABCD計=45分  →(け~す:運転)休憩25分 ×
2   ABCD  60分  →  同     休憩30分 〇
3   ABCD  55分  →  同     休憩30分 〇 最短となる◎
4   ABCD  50分    →  同     休憩25分  ×

 

問23 「運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める「拘束時間」「運転時間」で違反しているものを選ぶ

1 1日の拘束時間15時間を超える1週間の回数   2回 
2 1ヶ月の拘束時間              293時間(320時間まで延長可:6か月以内、3516h/年)
3 全ての日を特定日とした、2日の平均1日当たりの運転時間 9時間
4 2週間を平均した、1週間の運転時間      44時間

→解答
1:16時間が1日(26日)のみ OK
2基準293hは超えているが、320hはクリア
3(10日ー9h、11日ー10h、12日ー9h)で910・11日、11・12日とも9.5日でアウト
4一見第3週(44)第4週(45)でアウトのように見えるが、基準を1-2週、3-4週と取ると、いずれも平均44Hとなりオーケ

問24 点呼の実施 正しいもの1つ

1  運行管理者が不在の場合には電話で実施している。
2  ガードレールに接触するという物損事故を起こしたが、点呼記録表に記録しなかった。
3  (複数日の対面点呼不可能な運行)携帯で中間点呼した時点では問題がなく、点呼記録簿に記録は、乗務後点呼で行った。
4  運行管理者が不在となる時間帯での点呼が6割となる場合に、補助者による点呼を行っている。(正:1/ 3以上を運行管理者が行うので可

問25  運送事業者が運転者に対して行う指導.監督  「適・不適」記入

1 時速36kmでブレーキ(空走距離1秒) 制動距離が8mなら 停止距離は13mとなる  (10m+8m=18m
2 危険ドラッグ等の使用がないよう、強く指導している。(正)
3 異常時の措置や連絡体制が万全なので、すべて運転者の判断に任せ、中断・待避したときは報告するよう指導している。(運転者の判断に任さない
4 ヒヤリハット事例とうに基づいた危険予知訓練を実施している。(正)

問26  運行管理者の日常業務の記録等に関する記述  「適・不適」記入

1 採用時の履歴書を台帳として使用している。(履歴書を運転台帳にはできない
2 運行管理者は、運行記録計の記録を過労運転防止等に活用し、記録を1年間保存している。(正)
3 新入りの運転者は、自動車安全運転センターが交付する運転記録証明書等により履歴確認している。(正)
4 運転者に運行指示書を携行させ、途中で運行に変更があれば写しに記録し、運転者ではなく運行管理者が帰庫後に記録、保管した。 (運転者に記録させなければならない

問27  運転者の健康管理  「適、不適」を記入

1 運転者に法令で定める健康診断を受けさせ5年間保存している。(適)
2 運転中に体調が変化した場合は、速やかに停止、運行管理者に連絡し、その後の運転開始の可否は運転者自らが行っている (運行管理者が判断
3 深夜業務の運転者に対し、定期健康診断を年1回、必ず定期的に受診させている。 (6か月に1回)
4 定期的な健康診断の結果に基づいて、生活習慣の改善を図るように運転者に呼び掛けている。 (正)

問28  自動車の運転について 「 適、不適」を記入

1  運転者の運転に支障しそうな疾患の予兆が見られた場合、医師の診断等の結果を常に把握、医師からも乗務に係わる意見を聞く。 (適)
2 運転途中で体調不良となり駐車、運行管理者に連絡したら、運行管理者は営業所が近いので、自分の判断で運行再開するよう指示した。(運行管理者の判断で
3 居眠り運転の原因の一つ、SASは早期の治療が必要でありことを運転者に理解させる指導が必要である。 (正)
4 適度な飲酒、酒類の飲み方等について、酒気帯び運転防止の観点から社内教育での指導を行っている。 (正)

 

問28 自動車の運転  「適・不適」の記入

1 ホイールベースの長い大型車ほど内輪差が大きくなるので、左折時には接触・巻き込み事故に要注意 (正)
2 大型車は、前方自動車との車間距離をつめても危険を感じにくいので、車間距離に要注意 (正)
3 脇見、スマホ等の使用による追突事故の危険性について、日ごろより注意指導する必要がある。(正)
4 二輪車は実際の速度より早く感じたり、近くに見えたりするので要注意 (実際より遅く、遠くに見える(✖)

問29  交通事故防止対策について

1「A営業所~B地点:距離30kmを時速30kmで走行km(Bで30分荷積み)Cへ180kmを時速45km走行し、12時に到着した時の「Aを出発した時間は?」
2「D地点を16時45分に出発し、時速30kmでA営業所に17時45分着」の時、Å~Dの距離は?
3 運転1h、非30分、運転4h、非1h30分、運転3h、非15分、運転1hの時、違反か否か
(違反していない)

 

問29 交通事故防止対策  「適・不適」記入

1 適正診断は、運転者を客観評価して、ヒューマンエラーを未然に防止する手段である (正)
2 H27年度の人身事故は1位「出合い頭」、2位「追突」の順である。
(✖)逆に1位「追突」である。
3 交通事故死者数のうち、65歳以上が5割であるので、運転者に対し、高齢の歩行者等に注意する (正)
4 追突被害軽減ブレーキの機能を運転者に正しく理解させる必要がある。(正)

問30 荷主からの依頼条件に基づく運行計画について

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平成28年度第2回(平成29年3月実施)

(貨物自動車運送事業法)
問1 事業に関する記述 正しいもの2つ

1一般貨物・特定貨物運送事業の許可の取消から2年経過で許可受けられる(〇)(正:2年経過で可)
2事業者は運送約款の定め、又は変更するには事前に届出必要(✖)(誤:国土交通大臣の認可を受ける
3事業者は運行管理者に必要な権限を与え、また助言・指導を尊重する。(✖)(誤:従業員は指導に従わなければならない)
4運行管理者の選任・解任は国土交通大臣に届出(〇)(正)

問2 輸送の安全について

事業用自動車の[A]荷役その他付帯作業に応じた員数の運転者・従業員の確保、休憩又は[B]のために利用できる施設整備、運転者の適切な[C]の設定、その他運転者の[D]するために必要な措置を講じなければならない。
A  3) 数 (事業用自動車の数)
B  7)睡眠(休憩・睡眠のための施設)
C  6)勤務時間と乗務時間(適切な)
D  4)過労運転を防止

問3 運行管理者の業務

1 運転者に点呼を受け、事業者(社長)への報告義務を徹底する(〇)
2 乗務員の休憩・睡眠のための施設を適切に管理(〇)
3 事業用自動車の運行の安全確保について、従業員の指導監督を行う(〇)
4 従業員に対して指導監督をするため、輸送の安全に関する基本的な方針の策定その他の措置を講ずる(✖)(事業者の義務)

問4 点呼

1 補助者は点呼の一部(総回数の3分の2未満)を実施できる(〇)
2 対面点呼でなければらならい。但し、優良事業所は国土交通大臣が定めた機器による点呼を行うことができる(〇)
3 対面点呼は「営業所と車庫がはら離れている」をやむを得ない場合と認めない。(〇)
4 2日間にわたる運行について、2日目は乗務前・後に加え、中間点呼
を1回以上電話などで実施する(✖)(正しくは:1日目の終了点呼も実施し、2泊3日以上でないので中間点呼は不要)

問5 事故速報

1 死者1名、30日入院1名、15日入院1名  (✖)
2 軽傷の事故 但し、酒気帯び運転       (〇)
3 コンテナが鉄道の橋桁衝突、3時間鉄道運転休止(✖:速報は不要)
4 5名の重傷者事故              (〇)

問6 過労運転

1 事業者は、事業計画に従い、必要な員数の運転者を常時選任、日雇い・2か月以内の期間限定・使用期間中の者(14日超は除く)(〇)
2 特別積合せ貨物運送事業者は、100km超ごとに乗務の基準を定めて順守を指導 (〇)
3 運転者の一運行の勤務開始から終了までの時間(フェリー乗船中除く)168時間を超えてはならない (✖)(正解は144時間:6日相当)
4 長距離運転や夜間運転では、疲労等による安全運転ができない恐れのある時は、交代運転手を配置 (〇)

問7 事業者が運行の安全を確保するために指導監督すべきこと

1 事故や遅延などの異常事態の発生には、概要・原因を「乗務等の記録」に記録するよう運転者に指導・監督する(〇)
2 交代運転手に対して、所定の引継ぎと運行の状況に応じて点検を実施するよう、運転者に対し指導する (✖:所定の点検を実施)
3 適齢診断を65歳に達した日以降1年以内に1回受診させ、その後3年に1回受させる (〇)
4 前3年運転経験のない、新たに雇い入れた初任運転者に対し、特別指導を乗務開始前に行う (〇)

問8 貨物の積載等

1 荷物は偏荷重や荷崩れ等による落下を防止する措置を講ずる(〇)
2 過積載による処分は、事業者への指導だけでは再発困難な場合、荷主に対しても、過積載防止の措置を取るべきと「勧告」できる (〇)
3 総8t最大5tの普通自動車の乗務では、運行指示書に「貨物の積載状況」が記録されていれば、乗務等の記録は省略できる (✖)(正:乗務等の記録は省略できない)
4 道路法違反や政令で定める最高限度を超える車両の通行違反の防止のために運転者に適切な指導監督を怠らない(〇)

【道路運送車両法】

問9 道路運送車両法の目的

この法律は、道路運送車両に関し、(A)についての公証を行い、並びに(B)及び(C)その他の環境保線並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、(D)ことを目的とする。
A  1、所有権          2、取得
B 1、運行の安全性の確保  2 安全性の確保
C 1、騒音の防止      2、公害の防止
D 1、道路交通の発達を図る 2、公共の福祉を増進する

問10 自動車の検査

1 自動車検査証を備え付けなければ、運行の用に供してはならない(〇)
2 その構造が、長さ、幅及び高さ並びに車両総重量等、省令で定める保安上・公害防止その他の環境保全上の技術基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならない(〇)
3 天災その他やむを得ない時には、期間を定めて伸長する旨を公示することができる(✖)
4 所有者は使用の本拠の位置に変更があるとき、15日以内に変更登録しなければならない(〇)

問11 自動車の登録

1 所有者は、使用者(会社)が使用停止で車検証の返納したときは、遅滞なく登録番号標と封印を取外し、番号標は大臣の領置を受ける(〇)
2 自動車登録番号標は、識別に支障ない省令で定めた方法で表示(〇)
3 使用者は消失・解体・廃止のとき、速やかに車検証を返納(✖:事由があった日から15日以内に
4 所有者は、自動車の使用本拠地が変更の時、事由があった日から15日以内に変更登録の申請を(〇)

問12 道路運送車両の保安基準

1 車両総重量5t以上の普通自動車の後面には、所定の後部反射器と大型後部反射器を備えなる(✖:総重量7t
2 自動車の軸重は10t(牽引自動車じゃ11.5t)を超えない(〇)
3 空気入ゴムタイヤの接地部の滑り止め凹部は全面のどこも1.6mm以上の深さが必要(〇)
4 車両総重量8t以上または最大積載量5トン以上では、自動車が時速100kmを超えて走行しないよう速度制限装置を備えるべき(✖:90km)

〈道路交通法〉

問13 道路交通法の用語

1 徐行とは、直ちに停止できる速度での進行をいう(〇)
2 自動車とは、原動機を使い・・原動機付自転車、自転車・・以外のもの(〇)
3 駐車とは、継続的に停止すること(荷待ち5分除く)、運転者が停止車両から離れて、直ちに運転することができない状態をいう(✖:貨物の積卸しのための停止で5分以内のもの、乗降のための停止を除く
4 道路標識とは、・・・路面に書かれた・・・をいう(✖)

問14 道路交通法に定める車両通行帯

A 車両(自動車・原付・軽車両)は、車両通行帯のある道路では、左から(1番目、2番目)を通行
B 車両通行帯の左側に(二以上、三以上)の車両通行帯が設けられているときは、自動車は、
C その速度に応じ、最も(右側、左側)の通行帯を通行できる

問15 交差点の通行方法

1 赤で既に右折している自動車は、青色で進行する自動車に優先して進行できる(×)
2 環状交差点で左折右折するときは、できる限り環状交差点の側端に沿って徐行(〇)
3 左折するときは、できる限り左に寄り左側端に沿って徐行する(〇)
4 車両等は優先道路の交差点に出る時は、必ず一旦停止する(×:一旦停止線のない場合は徐行で注意)

問16 交通道路標識




問17 積載制限、過積載

1 車両の運転手は、積載重量が基準を超える場合、所管の警察署長が許可したなら、車両の運転をすることができる(〇)
2 車両の運転手は、出発地警察署長の許可を受けて荷台に乗せる場合は制限を超えて運転できる。(〇)
3 車両の運転者は、貨物を看守する目的なら、積載可能な重量まで、荷台に乗せて運転できる(✖:必要最小限度の人員を
4 警察官は、過積載の運転者に対し、過積載にならないための必要な応急措置をとることを命じられる。(〇)

(労働基準法関係)
問18

1 労働基準法に定める基準は当事者間の合意がある場合を除き、低下させず向上を図るよう努める(〇)
2 労働組合との書面による協定があれば、労働契約の不履行について違約金を定め、損害賠償額の予定を定める契約ができる(✖)
3 期間の定めのない場合(無期)を除き、労働契約は3年(法14条に該当:専門時術者や60歳以上は5年)を超える期間について締結してはならない。(〇)
→(有期雇用契約:3年・・・これ以上の雇用は終身雇用を強制)
4 労働契約の解除は、労働条件が事実と相違する場合は、少なくとも30日前に告知して当該労働契約を解除できる。(✖:即時に

問19 労働時間と年次有給休暇

1 臨時で労働時間を延長すr場合で、事態緊迫により許可が得けられない時は事後遅滞なく届け出る(〇)
2 労働時間は事業所を異にする場合でも通算する(〇)
3雇い入れから6か月継続勤務し、7割以上勤務した労働者に対し、10労働日の有給休暇を与えなければならない。(✖:8割以上
4 業務上の負傷、育児介護休業の期間は、年休取得のための出勤率の算定
上これを出勤したものとみなす。 (〇)

問20 改善基準

1.労使の時間外協定では、一定期間(A)及び(b)について協定する。
2.休日労働は、(C)について(D)を超えないものとする
A 2週間       4週間
B 1か月~3か月  3か月~6か月
C 1週間       2週間
D 1回        2回

問21 拘束時間と運転時間

1 運転者の拘束時間は293時間/1か月を超えない。労使協定があれば6か月までは1年3516時間までは329時間まで延長可(✖:320)
2 1日13時間を超えない。超える場合は15時間とし、1日13時間を超える回数は1週間について2回以内とすること(✖:16時間で15時間超は2回)
3 運転時間は2日を平均して9時間、2週間を平均して44時間を超えないこと(〇)
4 休息期間は、住所地での休息期間が外の場所おyり長くすること(〇)

問22 労働時間の改善 一日の拘束時間の正しいもの

1日目  3:00始業 -  11:00 フェリー 17:00 - 終業22:00
2日目   5:00始業 - -   - - 終業18:00
3日目  4:00始業 -7:00 フェリー 13:00 - - -終業22:00
4日目   5:00始業 - -   - ー -終業19:00
5日目  4:00始業 - -   ― ― 終業16:00
★フェーリーは休息期間として扱う

1 1日目:13時間 2日目:13時間 3日目:12時間 4日目:14時間
 1日目:13時間 2日目:14時間 3日目:12時間 4日目:15時
3 1日目:15時間 2日目:13時間 3日目:14時間 4日目:14時間
4 1日目:15時間 2日目:14時間 3日目:14時間 4日目:15時

問23 4日の勤務状況から
1日目 拘束時間13:45、運転時間10:00、連続4時間未満
2日目 拘束時間14:10+2:00、運転時間10:30、連続4時間
3日目 拘束時間12:45、運転時間9:30、連続5時間(運1、休5、運2、荷20、休5、運2)
4日目 拘束時間12:10、運転時間8:30、連続4時間

ア)1日の最大拘束時間に違反しているもの (2:2日目)
~13時間を超えないのが原則。 最大で16時間但し15時間を超えるのは週2日まで~
イ)4日間のすべての日を特定日とした1日当たりの運転時間に違反しているもの(2:2日目)
~二日間の平均が9時間を超えないこと~
ウ)連続運転時間に違反しているもの(3:3日目)
~連続4時間 10分未満は休憩とみなさない~

(実務上の知識及び能力)
問24  実務上の知識(点呼)
1 アルコール検知器では酒気帯びの有無を確認する(適)
2 乗務後の点呼では、特に異常がない場合は運転者から求めないで「異常なし」とする(不適)
3 運行上やむを得ない遠隔地等の点呼は、車庫と営業所が離れている場合でも電話、その他で行っている(府適)
4 乗務前点呼では、健康診断にて異常所見のある運転者の点呼記録表には注意喚起マークを付記して点呼で活用している(適)

問25 運転者に事業者がする指導監督
1 前方車との追突の危険回避では、すぐに停止できる距離、制動距離に留意した車間距離を保つ(×:停止距離=空走距離+制動距離の車間距離を保つ)
2 飲酒はお酒の弱い従業員を対象として飲み方指導を行う(×:全ての従業員
3 大雨等の異常時処理要領を作成し、連絡体制を整えていれば、判断は運転者に任せ、中断・待避後に報告を受ける(×:任せてはいけない
4 走行中の事故では、最初に負傷者救護、次に道路の危険防止措置として発煙筒などを使用して後続車に注意を促す(〇)

問26 交通事故防止対策

1 適性診断は、運転に適さないものを選任しないためのものである(×:好ましい方向へと変化するよう動機づけする)
2 教育等には、問題解決やグループ討議手法なども取り入れることが有効(〇)
3 ヒュウマンエラーは事故分析よりも社内処分と再教育に特化すべき(×:背後要員解明も大切
4 指差呼称は安全確認に重要な意識レベルを高める有効な手段である。(〇)

問27 自動車走行時の諸現象

1 [A]雨の降りはじめには急ブレーキをかけると滑りやすい、という現象
2 [B]タイヤ空気圧の不足で、タイヤが波打ち剥離や切れが発生すること
3 [C]フットブレーキ使い過ぎでドラムとライニングの摩擦力が低下する
4 [D」路面が水がに覆われている時に、滑って操縦不能になる現象

A:ウエットスキッド B:スタンディングウエーブ
C:フェード     D:べーパーロック

問28 映像記録型ドライブレコーダーの活用で正しいもの

1 ドライブレコーダのヒヤリハット映像などとデジタル運行記録計を連携して運転行動全体把握に利用(〇)
2)ドライブレコーダは事故時映像のみならず、運転者の運転状況記録を活用した運転者安全指導に活用(〇)
3 デジタル式運行記録計は、事故前後の各10秒の映像を記録し、事故防止対策ちょしても有効な手段となる(×:ドライブレコーダーは
4 衝突軽減ブレーキは、レーダー検知で衝突の危険を運転者にブザーで知らせ、かつ切羽詰まると自動でブレーキが作動するもの(〇)

問29 運行の計画 適・不適

A地点からB地点まで5.25kの荷物を10時30分までに運ぶ
C地点からA地点まで4,5kの荷を18時までに運ぶ

問30 大型トラックの事故報告に基づく、事故要因分析と対策

〈事故の概要〉
前日  23時50分に車庫で電話点呼を受ける
総重量19tトラックに荷を積み出庫
事故日 23時30分に高速道路(片側2車線)前方に大型トラック
後方70mのところ時速90kmで追走
前方の大型トラックが急に進路変更(前方に横転車両あり)
前方横転の車両に衝突(同乗の運転手死亡)した
〈関連情報〉
〇この運行は長距離定期便で、乗務員2名とも何回も経験ずみ
〇事故運転手の勤務
前日23時50分 電話点呼
翌  7時10分 運転交替(途中15分休憩)
運転席後方ベットで休息
17時起床
19時    運転交替・運転開始(途中10分休憩)
23時30分 事故
〇事故前1カ月に運転時間違反を数回、速度超過数回あり
〇全員参加の安全会議に1カ月に1回参加
〇健康診断年2回、適性診断毎年受診指導を受けていた。

事故防止対策の適否
ア 過労時の適切な休息を指導 (△:過労は直接該当せず)
イ 深夜でも対面点呼で高速道路での安全運行指示(〇)
ウ 衝突被害軽減ブレーキ装着車の導入(×:これは漫然運転ではない)
エ 改善基準に違反しない乗務計画と指導(〇)
オ 偏荷重・荷崩れしない積載方法指導(×:該当せず)
カ 安全運転に必要な知識技能の習得と指導(〇:車間距離を指導)
キ 疾病が原因の例示と適切な健康診断の実施(×:該当せず)
ク 夜間高速道路での注意運転の指導(〇)

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平成28年度第1回(平成28年8月実施)

(貨物自動車運送事業法)
問1法の定義
1:一般***事業とは、他人の需要に応じ、有償で、自動車(三輪以上の軽自働車及び二輪の自働車を除く)を使用し・・事業で、特定***事業以外のもの【正】
2:貨物自動車運送事業とは、「一般」「特定」「貨物軽」および「貨物利用」を
いう 【誤:貨物利用運送は入らない】
3:「貨物利用運送」とは。「一般」や「特定」事業の経営をするものが、他社を利用して行う貨物運送 【正】
4:「特別積み合わせ」とは、事業場での集荷仕分けをし、事業場間の定期運送をおこなうもの 【正】

問2 輸送安全規則に定める過労防止

1乗務状況、2二か月、3安全な、4必要な資格を有する
5継続して、6必要な員数の、7三か月、8健康状態

上記より選ぶ
1:一般**事業者は、必要な員数の運転者を常時選任する。

2:選任される運転者は、日雇い、2ヶ月以内の期間限定、使用期間中のもの(14日超を除く)ではいけない。

3運転を補助する乗務員の健康状態の把握に努め、安全な状態で運転や補助できない恐れがあるものを乗務させない。

問3 運転管理者の行うべき業務

1 乗務員に対する適切な指導、安全を確保するために必要な措置

2事業者に運行の安全を確保するのに必要な事項についての助言

必要な助言

3運転者に対して点呼を行ない、報告を求め、確認を行い、指示し、記録を保存する。かつ、アルコール検知器を常時使える状態に保持して活用する。

4運転者に日常点検の実施と確認について適切な指示を行う。

 

問4 乗務前点呼      正しいもの全て選ぶ

1 日常点検の実施、又はその確認について、報告を求め確認をおこなう

2 酒気帯びの有無についての報告を求め、目視でも確認、アルコール検知器で確認を行う。

3 疾病、疲労による安全運転確保できない恐れがあれば勤務させない。

4 過積載や貨物の積載状況について、適切な指示をおこなう。

問5

問6

問7

問8

(道路運送車両法関係)

問9

問10

問11

問12

(道路交通法関係)

問13

問14

問15

問16

問17

(労働基準法関係)

問18

問19

問20

問21

問22

問23

(実務上の知識及び能力)

問24

問25

問26

問27

問28

問29

問30